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なぜ成績が伸びなかったのか

 

合計得点率7割。

 

もう8年前になるセンター試験の結果だ。

高校3年の夏まで部活に打ち込み、本文である勉強をないがしろにしていた私は、

6ヶ月で高校3年までの5教科7科目を基礎から叩き込む必要があった。

 

6ヶ月、ご飯を食べているときも、排泄をしている時も勉強をしていた気がする。

 

当初は本当に酷い成績だったが、11月くらいに4割くらいだった得点率が

7割弱まで一気に伸びたのを覚えている。

 

だが、もうひと伸びは叶わず、第一希望の大学には行くことができなかった。

(第二希望の大学に入学したが、本当に最高の学生生活を送れたので、

 今では結果オーライだったと親や友人には話している。)

 

さて、勉強はセンター試験で終わり、というわけにはいかないのが人生。

大学、社会人になってからも自己実現、自己研鑽の為、沢山の勉強をしてきた。

 

そこでぶち当たったのが7割の壁。

割と短期間で7割くらいまで持っていけるのだが、そこから成績が伸ばせず、

いつも挫折していまっていた。

 

単純に、いつも勉強時間(量)が足らないとだけ思っていた。

しかし、おめがさん(ツイッター:@PedkQ ‏)という方のブログを読み、

量だけの問題ではないのではないかと思い始めた。

http://omegatoalpha.hatenablog.com/entry/2019/03/19/221546

 

おめがさんがブログで語られていた、

「勉強はinputとoutputとrecallの3つの組み合わせです。このバランス感覚を常に持っていることが大事です。これを認識できていない人、そして大事だとわかっていながらも実践できてない人がいわゆる勉強の苦手な人には多いです。」

目からウロコだった。

この3つに関して、私がどうやっていたのか、思い返してみたら、

input8割、output1割、recall1割という感じだと思う。

 

Inputについては、おめがさんはブログで以下のように綴っている。

「まず僕が見てきた1番勉強ができない人たちはinputしかしません。」

胸に矢が刺さったように、うっ、と唸った。図星だ。

 

私は超input型の人間だった。

それまで、中途半端に記憶力がいいせいで、inputで全てのテストに

対応できてしまっていた。だが、ある程度のレベルのテストや資格試験になると

そうもいかない。

 

Inputで結果を出してしまっていたが故に、inputの呪いから逃れることができなかった。さらに、inputの呪いから逃れられなかった理由はもう1つある。

 

「手軽で、やった気になれる」

 

これだった。テキストを開いて読んだだけで、大して覚えてもいないのに

やった気になれてしまっていた。

 

じゃあ、outputを中心にもってくればいいんだな、と

私は単純に考えていたが、おめがさんはrecallこそが勉強の本質としている。

 

「何度も何度も教科書に書いてあったことをrecallしてください。

解けなかった問題は思考に必要な要素だけ抽出しておいて解説の思考回路を何度も何度もrecallしてください。

筋トレのように何度も何度も負荷をかけてください。それは確実にあなたの力になります。」

おめがさんがブログで綴っている上記の文章。これが全てだと思う。

 

この負荷が本当に辛く、これから逃げてきた結果が

もうひと伸びを妨げていた大きな原因だと思う。

 

スピード感著しいこの社会を生き抜くには、私はあまりにも頭が悪く、

まだまだ多くの勉強をしていかなければならない。

 

気づきをくれた、おめがさんに感謝しつつ、また机に向かおうと思う。